楽天ポイント投資は、楽天市場などで貯めた楽天ポイントを活用して、現金を使わずに投資ができる便利なサービスです。この記事では、楽天ポイント投資の概要から始め方、対象商品、実際の操作手順、注意点までを初心者にも分かりやすくご紹介します。
楽天ポイント投資とは何か
楽天ポイント投資とは、楽天証券のサービスを利用して、楽天ポイントで株式や投資信託などを購入できる仕組みです。1ポイント=1円として利用できるため、現金を使わずに投資の第一歩を踏み出すことができます。
投資対象となるのは、投資信託・国内株式(現物)・米国株式(円貨決済)・バイナリーオプションなどです。一般NISAやつみたてNISAの口座でもポイント投資が可能なので、将来の資産形成にも活用できます。
楽天ポイント投資を始めるために必要な準備
楽天ポイント投資を始めるには、まず楽天証券の口座を開設する必要があります。楽天会員IDとパスワードでログインし、本人確認書類を提出して申し込みを完了させます。
口座開設後には、ログインして暗証番号の登録や勤務先情報、マイナンバーなどの初期設定を行います。設定は約5分ほどで完了します。
次に、「楽天ポイントコース」の設定が必要です。楽天証券にログインし、「マイメニュー」→「ポイント設定・SPU」からポイントコースを「楽天ポイントコース」に変更しましょう。これにより、楽天ポイントを投資に使用できるようになります。
ポイントで購入できる投資商品について
楽天ポイントで購入できる商品は次の通りです。
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投資信託:100円から購入可能で、スポット購入または積立で選べます。
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国内株式(現物取引):1ポイント(1円)から使用可能ですが、株ごとの最低取引単位に注意が必要です。
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米国株式(円貨決済):日本円で注文できるため、為替を気にせず利用できます。
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バイナリーオプション:短期取引にチャレンジしたい方にも対応しています。
「かぶミニ」などの単元未満株も対応しており、より少額から始めることができます。
実際の投資手順をステップで紹介
楽天ポイントで投資するには、以下の手順に従って操作します。
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楽天証券のウェブサイトまたはスマホアプリ(iSPEED)にログインします。
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「マイメニュー」から「ポイント設定・SPU」へ進み、楽天ポイントコースが選択されていることを確認します。
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メニューから「投資信託」や「国内株式」など購入したい商品を選びます。
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購入画面で、使用するポイント数とその他必要事項を入力して注文します。
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注文が約定されると、楽天ポイントが自動的に充当されます。
スマホでもPCでも操作方法に大きな違いはありませんので、いつでもどこでも簡単に取引できます。
注意点と知っておきたいルール
楽天ポイント投資にはいくつか注意点があります。
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使用できるのは通常ポイントのみ:期間限定ポイントや他のキャンペーンポイントは使用できません。
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最低投資金額に注意:投資信託は100円から購入可能ですが、株式は銘柄ごとの最低取引単位に準じます。
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ポイントの利用上限あり:1注文最大30,000ポイント、1日最大30,000ポイント、1ヶ月最大100,000ポイントまで利用できます(ダイヤモンド会員は上限が拡大されます)。
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投資にはリスクがある:ポイントであっても元本保証はないため、値動きのリスクを理解してから始めましょう。
スマホアプリとPCでの利用の違い
楽天ポイント投資は、スマホアプリでもPCと同様に利用可能です。iSPEEDなどの楽天証券公式アプリを使えば、外出先でも簡単に投資ができます。操作の流れはPCと変わりませんが、画面のレイアウトが異なる場合があるため、最初は慣れるまで落ち着いて操作しましょう。
まとめ
楽天ポイント投資は、現金を使わずに投資体験を始められる画期的なサービスです。楽天証券の口座を開設し、ポイントコースを設定するだけで、誰でも簡単に始められます。
少額からの投資に適しており、投資初心者にも非常におすすめです。楽天ポイントが貯まっている方は、ぜひこの機会にポイント投資を活用して、将来の資産形成に役立ててみてはいかがでしょうか。
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